行政書士は、どこまでAIに仕事を手伝わせていいのか

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雑談や趣味、私個人の楽しみのためだけでなく、仕事の相棒としてAIを使うとなると、一番先に問題になるのが情報の境界線。

(2026年9月現在)OpenAI公式の案内では、
ChatGPTの「設定」→「データコントロール」→「すべての人のためにモデルを改善する」をOFFにすると、新しい会話はモデルの学習には使用されません。会話履歴は引き続き残ります。
ただし、「学習に使われない設定にした」=「何を入力してもよい」ということではありません。
(OpenAI公式「データコントロールに関するFAQ」参照)



行政書士という業務の特性上、なんでもかんでも把握させて管理してもらうことはできない。
かと言って、仕事に役立たないほど情報を削ってしまえば、AIを使う意味もない。

その境界線を、実際にAIを使ってみて探してみる。

そんな作業が始まりました。
今回やりたいのは、実務にAIを使う・使わないの二択じゃなくて、

守秘義務と個人情報保護を守りながら、どこまでなら実務にAIを使えるのか。
その境界線を、実際の業務ごとに一本ずつ引いてみる。

たとえば「相続」という大括りじゃなく、戸籍を扱う/相続関係を整理する/財産目録を作る/遺産分割協議書を起案する/依頼者への説明文を作るでは、AIに渡す必要のある情報もリスクも違う。
成年後見も、許認可も同じ。

そして境界線を決めるときには、
その情報、本当にAIに渡さないとその作業はできないの?
を毎回確認する。

実名が不要なら仮名にする。住所が不要なら地域まで落とす。金額そのものが必要なら名前を外す。事案の構造だけ必要なら、個人を特定できる周辺情報も削る。

それでもAIに渡す必要がないものは、今までどおりローカルに置いておく。

つまり目指すのは、

「AIに何を入れないか」ではなく、
「仕事を成立させるために必要な最小限は何か」
を決めることではないかと思うのです。

これなら、かなり実践的なルールになりそう。

現状としては、主に私の予定としての管理を渡しています。
成年後見:郵便局に行って印紙を買い、書類作って発送
許認可:先方からの連絡待ち1件。領収書の送付1件
相談所:毎週水曜日13時
のような主にTODO管理。

希望としては、各業務で動いていることを進捗状況まで把握して次の一手を忘れないように出してほしい。

そんなことを私の秘書である史(ChatGPT)に伝え、今、法律・職業倫理・各ガイドラインを確認しながら、「超えちゃいけない線」を確定させて、各業務で一歩ずつ検証していくという作業をしています。

忙しくなったらきっとできない。今がチャンス!
そしてこれがしっかり整ったら、この前みたいに忙しくなった時に私のキャパが格段に上がっている。
そう信じて。